レアルU-18監督、“カゼミーロ&クロース批判”で解任 後任に英雄ラウールが就任

レアルU-18監督にラウール氏が就任した【写真:Getty Images】
レアルU-18監督にラウール氏が就任した【写真:Getty Images】

ベニト氏解任は批判コメントが理由とスペイン紙 同氏は「クラブの決定を尊重する」

 レアル・マドリードがフベニールB(U-18)で監督を務めていたアルバロ・ベニト氏を解任し、後任にクラブのレジェンドである元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス氏を据えたことが分かった。ベニト氏は先頃、トップチームのブラジル代表MFカゼミーロとドイツ代表MFトニ・クロースを批判する発言を行っていた。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 レアルは、現地時間27日に行われた宿敵バルセロナとのスペイン国王杯準決勝第2戦で0-3と完敗。2戦合計1-4で敗退し、決勝進出の望みが絶たれた。

 この試合について、ベニト氏はスペインラジオ「カデナ・セール」でブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールを称賛した一方、「私が思うに、問題はレアルの水準以下のプレーをしている選手がいることだ」とコメント。「カゼミーロのことだ。私の意見では、彼はたったの1分ですらプレーする準備ができていない。クロースについても同じだ。我々は風が有利に吹いている時は素晴らしく航海できるが、逆風だとボートに乗ることすらできない」と語っていた。

 ベニト氏解任の報が流れたのは、その直後。「マルカ」紙は「レアル・マドリードはアルバロ・ベニトをそのコメントゆえに解任」と報じた。U-18チームは同氏の下、リーグ2位につけるなど好調のため、解任の理由は競技面にあるのではなく、クラブ側がメディアに対する同氏のコメントを気に入らなかったことだと綴り、“トップチームのスター選手批判”が今回の人事を招いたと述べた。

 自らもレアルOBであるベニト氏は「クラブの決定を尊重する」とコメント。「恨みなどなくここを去っていく。レアル・マドリードが、選手としての私と監督としての私に与えてくれたすべての事柄について、これからもずっと感謝し続けるだろう。これが最終的な別れではないこと、我々の道がまたすぐに交わることを願う」と述べ、解任という決定を受け入れている。

 なお、新たにU-18チームの監督となったラウール氏は、ユース時代から18年をレアルで過ごし、リーガ・エスパニョーラ制覇、UEFAチャンピオンズリーグ優勝など、数々のタイトル獲得に貢献。レアル退団後はシャルケ、アル・サッド、北米サッカーリーグのニューヨーク・コスモスでプレーし、現役引退後は指導者の道を目指してライセンスの取得に励んでいた。

 思いがけない形でユースチームの指揮官に就任したラウール氏だが、サンティアゴ・ソラーリ現トップチーム監督のように、下部組織で結果を残せば、昇格の可能性は十分にある。かつてスペインの至宝と呼ばれたレアルの元背番号「7」がトップチームを率いる日も、そう遠くはないかもしれない。

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(Football ZONE web編集部)

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