国王杯の“エル・クラシコ”敗戦後、レアル元会長が大胆発言 「来季のベンチには…」

2006年から09年までレアルの会長を務めていたカルデロン氏【写真:Getty Images】
2006年から09年までレアルの会長を務めていたカルデロン氏【写真:Getty Images】

カルデロン元会長、SNSで第二次モウリーニョ政権誕生を予測

 レアル・マドリードは現地時間27日、スペイン国王杯の準決勝第2戦でバルセロナと対戦。伝統の“エル・クラシコ”に0-3で敗れ、サンティアゴ・ソラーリ監督のチームは大会を去ることになった。この試合後、レアルのラモン・カルデロン元会長が自身の公式ツイッターを更新。「私は来シーズンのレアルのベンチに(ジョゼ・)モウリーニョ氏がいるだろうという気がしている」と大胆発言をした。スペイン紙「AS」が報じている。

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 敵地での第1戦を1-1と引き分けたレアルは、前半からエンジン全開。多くのチャンスを作り出していった。しかし、後半5分にウルグアイ代表FWルイス・スアレスに先制点を献上。後半24分にはフランス代表DFラファエル・ヴァランのオウンゴールで追加点を許すと、同28分にはスアレスにPKを沈められて勝負は決してしまった。

 試合後に大胆発言を行ったのは、2006年から09年までレアルの会長を務めていたカルデロン氏だ。元会長は自身の公式ツイッターを更新すると、来季のレアルのベンチに座る人物を予測するつぶやきを行った。

「私は来シーズンのレアルのベンチにはモウリーニョ氏がいるだろうという気が多少なりともしている」

 この言葉によって10-11シーズンから3年間、レアルで指揮を執った経験のあるモウリーニョ氏には多くの推測が生まれてしまった。最近ではセリエAのインテルに復帰するのではという話も流れていただけに、今回の発言が真実なのかに大きな注目が集まっている。

 またカルデロン氏は「レアルはバルセロナより優れたプレーを見せ、得点するチャンスを多く生み出した。これらを決めていた選手が、いまトリノにいることは残念だ」と語り、昨夏ユベントスに移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド不在を嘆いている。

 SNSを使って周りを驚かせる発言をしたカルデロン氏。この一連の流れによって、監督交代などに影響があるかもしれない。

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