W杯出場を目指すデフフットサル日本代表 世界王者イランに善戦も0-4で敗戦

デフフットサル日本代表【写真:社団法人日本ろう者サッカー協会】
デフフットサル日本代表【写真:社団法人日本ろう者サッカー協会】

1勝1敗の日本、21日の中国戦の結果次第でW杯出場権を獲得

 聴覚障害のある人がプレーするデフフットサルは、2019年11月9日から16日までスイスでワールドカップ(W杯)が開催される。そのW杯のアジア予選を兼ねたアジア太平洋デフフットサル選手権が、2月15日からタイのバンコクで開催されており、デフフットサル日本代表も参戦している。日本は17日の初戦でシンガポール代表と対戦し、13-1で大勝した。19日の第2戦では前回のW杯世界王者であるイラン代表と対戦し、善戦したものの0-4で敗れている。

 第2戦で格上の相手と対戦することになった日本だが、気持ちの入ったプレーでイランの攻撃を封じ込める。しかし前半8分には強引にゴール前にボールを運ばれて、シュートを決められて先制を許す。1点を追う展開になった日本だが、その後は崩れることなく最少失点のまま、前半の20分を終えた。

 後半、1点を追いかける日本だが、イランの堅守の前になかなかシュートまで持ち込めない。逆に後半7分には左サイドから崩されてGKを引き出され、中央にパスを通されて2失点目を許してしまう。さらに同12分には、キックインからのシュートがDFに当たってコースが変わる。GK折橋正紀も懸命に反応したが、ボールはゴール内に転がってしまった。日本は1点を返すために攻めたが、逆に後半19分にはカウンターから2対3の状況をつくられて失点。このまま試合は0-4で終了した。

 2試合を終えて1勝1敗となった日本代表は、21日に中国代表と対戦する。グループ2位以内に入ることができれば、決勝ラウンド進出が決定するとともに、上位4カ国に与えられるW杯出場権も獲得する。

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