「自分がJ1に上げる」 山口FW高木大輔、“完全移籍の2年目”に掲げた大いなる野望

兄弟対決に「特別な感情はない」 その発言の真意は…「Jリーグの舞台で戦いたい」

 24日に柏レイソルとの開幕戦が控えるなか、17日にはJ1セレッソ大阪とプレシーズンマッチを行う。ミゲル・アンヘル・ロティーナ新監督は2017年に東京Vで指導を受けた指揮官であり、対戦相手には“高木3兄弟”の長男であるFW高木俊幸も在籍している。もっとも、兄弟対決には「特別な感情はない」という。それは、J1の公式戦で激突したいという思いの表れだ。

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「ロティーナ監督には今までとはまた違った、自分の立ち位置でポジションの優位性をとるサッカーを教えてもらいました。セットプレーを含めて戦術家でしたが、当時は自分の頭がついてこず、戦力になれなかった。今、山口で使ってもらえているのは少なからずヴェルディでの経験があったから。出場するチャンスがあれば監督に自分の成長した姿を見せられればいいと思います。

 兄(俊幸)に連絡はしていません。観る側としては兄弟対決は楽しみかもしれないけど、そこまで特別な感情はないです。準公式戦ではなく、Jリーグの舞台で戦いたいので。同じカテゴリーに行かないと、同じ公式戦のピッチには立てない。今年、自分がレノファをJ1に上げて、J1の舞台で対戦できるようになるのが楽しみです」

 断固たる決意と野望を胸に、高木は山口2年目のシーズンも全力で駆け抜ける覚悟だ。

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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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