「日本人の友よ」 ベジクタシュ移籍の香川、同世代の元同僚らからの熱きエールを公開

トルコ1部ベジクタシュへの期限付き移籍が決まったMF香川【写真:Getty Images】
トルコ1部ベジクタシュへの期限付き移籍が決まったMF香川【写真:Getty Images】

ドルトムントで共闘したオーバメヤンやアカンジからエール「幸運を祈っている」

 MF香川真司は移籍市場の最終日となる1月31日、ドルトムントからトルコ1部ベジクタシュへの期限付き移籍が決まった。正式発表翌日、さっそくチーム練習に参加して自身の公式インスタグラムにベジクタシュの練習着に身を包んだ写真を投稿していたが、ストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で元同僚たちからのメッセージを紹介している。

 香川は今季就任したルシアン・ファブレ監督の下では出番が限られ、ここまでブンデスリーガ2試合、UEFAチャンピオンズリーグとDFBポカール1試合ずつの計4試合の出場にとどまっていた。

 フランスのモナコ、ドイツのハノーファーなど次々と新天地候補が浮上するなかで、最終的には昨夏にも獲得に動いていたベジクタシュへの移籍が決まった。香川は自身の公式ツイッターで、「親愛なるファンの皆さまや友人、BVBのチームメート、僕のベジクタシュへの移籍が完了しました」と移籍を報告。「今季はBVBの助けとなることはできませんでしたが、多大なサポートに感謝しています」と感謝の言葉を綴っていた。

 そして、2月1日には早速ベジクタシュの練習に合流し、ランニングやミニゲームに参加した様子を自身のSNSで投稿。「僕は強い意志とモチベーションでここに来ました。チームを助けるためにベストを尽くします。ベジクタシュの熱いファンと会えるのを楽しみにしています。ゴー、ゴー ベジクタシュ!」とメッセージを発信していた。

 さらに、インスタグラムのストーリーでは、元同僚がSNSに上げていたエールを紹介している。2014年から約3年半ドルトムントで共闘し、同じ1989年生まれでもあるガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(現アーセナル)は、自身のアシストから香川がゴールを決めた2017年12月のマインツ戦(2-0)で一緒に喜ぶ写真とともに「日本人の友よ、幸運を祈っているよ。新しいクラブでの新しいゴールを!」と投稿。また、昨季途中からドルトムントでプレーしていたスイス代表DFマヌエル・アカンジも、「幸運を祈っている」と泣き笑い、キス顔、ハートの絵文字付きで綴っている。

 ドルトムントサポーターや同僚からも愛されていた香川。今回は出場機会を求めて別の道を歩む決断を下したが、在籍7年間で残した実績と華麗なプレーの数々は、今後も人々の記憶に残り続けるだろう。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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