「このままでは日本も強くなれない」 金田喜稔がイラン戦で失望「悲しくなった」

判定を巡ってイランの選手が審判に詰め寄るシーンがみられた【写真:©AFC 】
判定を巡ってイランの選手が審判に詰め寄るシーンがみられた【写真:©AFC 】

「イランは昔からジャッジ一つで、プレーすることを止める」

「イランは昔からジャッジ一つで、プレーすることを止める。ワールドカップ出場を経験して、欧州でプレーする選手も増えているのに、それは変わらない。レフェリーのホイッスルが鳴りそうだなとなったら、全部日本のファウルを主張して、自分たちは何もやっていないとアピールする。アジアでトップクラスのイランが、サッカーをやることよりジャッジに文句を言うことに力を注ぐ姿が、個人的にはこの試合で一番ショックを受けたことだった」

 日本に先制点を奪われたイランは、後半22分にDFモルテザ・プーラリガンジがペナルティーエリア内でのハンドを取られてPKを献上。これを大迫に決められ0-2となると、次第に球際でのラフプレーや小競り合いが増えるなど、試合は荒れ模様となっていった。「負けそうになったら、相手を削ってしまえなんて……その光景を見ていて悲しくなった」と語った金田氏は、イランのこうした振る舞いが日本に与える影響について言及する。

「もちろん、日本が3-0と快勝したことは嬉しいし、最後までフェアな戦いを貫いた姿は清々しく、誇らしいものだった。でも日本サッカーの未来を考えた時、アジアという枠組みの中でワールドカップ予選やアジアカップ、育成年代の大会といった公式戦を通じて、世界で戦える力を身につけられるのかと言ったら、“アジア最強”と言われたイランにあんな試合をやられたら無理でしょう。

 例えば、日本が後半の途中で2-0とリードした時、ロシア・ワールドカップのベスト16で同じような状況からベルギーに3点を奪われて逆転負けした教訓を生かせといったって、この試合でのイランは比較対象にもならない。絶体絶命の状況をはね返したベルギーのようなサッカーを、技術的にはもちろん、メンタル的にイランが再現できるわけがない。真摯にサッカーに向き合い続けたベルギーだからこそ、あのワールドカップでの大逆転劇は生まれたし、日本人として試合に負けたことは悔しかったけど、彼らの振る舞いにはサッカーというスポーツの素晴らしさが詰まっていた」

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