「一体何が起こったんだ!?」 大迫の先制ヘッド弾誕生のワンシーンに海外メディア驚嘆

MF南野(右)がFW大迫(左)のゴールを演出した【写真:Getty Images】
MF南野(右)がFW大迫(左)のゴールを演出した【写真:Getty Images】

後半11分、倒された南野が諦めずにこぼれ球を拾って上げたクロスを大迫が先制ゴール

 日本代表は29日、アジアカップ準決勝でイラン代表と対戦。先発復帰したエースFW大迫勇也(ブレーメン)に2ゴールが生まれるなど3-0で勝利を収め、決勝進出を決めた。海外メディアは先制点が生まれた一連の流れに「一体何が起こったんだ!?」と驚きを示している。

 優勝候補同士の激突となった“事実上の決勝戦”は、試合開始から一進一退の攻防のなか、0-0で前半を折り返した。しかし、後半に入ってすぐにスコアが動いた。

 後半11分、左サイドから攻め込んだ日本は、大迫のスルーパスを受けたMF南野拓実(ザルツブルク)が相手選手と接触した際に転倒。イランの選手たちは南野のダイブを指摘して主審に詰め寄るなか、すぐさま立ち上がった南野はコーナーフラッグ付近まで転がったボールを拾い、ゴール前にクロスを供給。イランの守備陣は慌てて戻るも、陣形の崩れたスペースに入り込んだ大迫が頭で合わせネットに突き刺した。

 イランに今大会初失点を突き付ける一撃に、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は「一体何が起こったんだ!? 南野は倒されたが、アピールはしなかった。その一方でイランの守備陣はレフェリーに抗議していた。日本の背番号9は起き上がると、ボールを供給し、大迫のゴールを演出した」と公式ツイッターに投稿し、一連の流れを紹介している。

 日本はさらに後半22分、南野のクロスが相手DFの手に当たりPKを得ると、キッカーを務めた大迫が冷静にゴール右へ流し込み、追加点を奪取。アディショナルタイムにはMF原口元気(ハノーファー)もゴールを奪い、ここまで5試合で12得点無失点と圧倒的な力を誇示してきたイランを3-0で撃破してみせた。

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