マンU名手スコールズ、元同僚監督の手腕に太鼓判 「クラブの本来の姿が戻ってきた」
スールシャール暫定監督が就任以降、マンUは公式戦で破竹の8連勝と絶好調
マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール暫定監督は就任以降、無傷の公式戦8連勝をマークしている。手腕を発揮するノルウェー人指揮官を、かつて同僚だった元イングランド代表MFポール・スコールズ氏が絶賛。「クラブの本来の姿が戻ってきたような気がする」と称賛した。衛星放送「FOXスポーツ」が報じている。
ユナイテッドは昨年12月、成績不振でジョゼ・モウリーニョ監督が退任。1996年〜2007年まで“レッド・デビルズ”(赤い悪魔)でプレーしていたスールシャール氏を暫定監督に招聘した。すると、それまで噛み合わなかった歯車が見事に機能し、フランス代表MFポール・ポグバの活躍などで破竹の公式戦7連勝(リーグ戦は6連勝)を記録している。
ユナイテッドの復活劇について聞かれたスコールズ氏は、「それは見ていて素晴らしいことだよ」と返答し、現チームに対する思いを明かした。
「誰もがその話題を取り戻していると思うし、みんなが笑顔で話していると思う。オレ(スールシャール)が戻ってきてから、クラブの本来の姿が戻ってきたような気がするよ。今まで失っていたわけではなかったと思うけど、ユナイテッドを知っている人が取り戻させた気がする。なぜなら彼はプレーヤーだったからね。オレを見れば分かる。彼はユナイテッドの男だよ。私は彼が他のクラブで仕事をしていたのは知っているが、やはり彼はユナイテッドの人なんだ。再び戻ってきたことは大歓迎だよ」
さらにスコールズ氏は、今季終了後に一度契約が切れるスールシャール監督の続投の可能性についても意見を主張した。
「彼がこれまでやってきたことは素晴らしい。彼は続けることができるかって? 我々は見て待っていればいいんだ。シーズンが終わりに近づいた時、彼はトップ4にいて、彼はチャンピオンズリーグを戦っているか? FAカップ? その時に我々は多くのことを知るだろう」
見事に迷走するユナイテッドを立て直したスールシャール監督。残りのシーズン、さらにチームの勢いを加速させ、より存在感を高めていけるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)