「日本を導いたヒーロー」 “稲妻弾”のDF塩谷、現地UAE紙スポーツ面トップに登場
ウズベキスタン戦で決勝弾の塩谷、「日本を首位通過に導いたヒーロー」として現地紙紹介
日本代表は17日のアジアカップ・グループリーグ第3戦ウズベキスタン戦で2-1と逆転勝利を収めた。この結果、グループ首位通過が決定し、21日の決勝トーナメント1回戦でサウジアラビアと対戦する。試合翌日、現地UAEの「The National」紙スポーツ面トップを飾ったのが、DF塩谷司(アル・アイン)だ。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
「シオタニ、日本を首位通過に導いたヒーロー」
「The National」紙は現地で発行されている英字新聞で、スポーツ面のトップにでかでかと塩谷が登場。豪快なボレーシュートを決めた直後、チームメートと歓喜している瞬間を捉えた一枚が一面を飾っている。
紙面では「シオタニは特別なショーのコツを熟知している」と言及。この試合で日本は先制される苦しい展開となるも、FW武藤嘉紀(ニューカッスル)のゴールで追いつくと、後半13分に会場を沸かせたのが塩谷だった。
右サイドのDF室屋成(FC東京)がクロスを送り、これは相手DFがクリア。しかし、こぼれ球に反応した塩谷がペナルティーエリア外の中央から左足でダイレクトシュートを放ち、鋭い弾道の一撃をネットに突き刺した。「イナズマのような左足の一撃を相手ネットに突き刺した」と絶賛している。
記事では昨年12月のクラブワールドカップ決勝のレアル・マドリード戦(1-4)で、塩谷がゴールを決めたことに触れつつ、「アジアカップデビュー戦で25ヤード(約22メートル)の見事な一撃を決めたとしても、それは全く驚きではない」と紹介した。
塩谷にとって、所属クラブのホームタウンで行われたウズベキスタン戦は一種の“凱旋試合”だったが、その活躍で見事に紙面を飾っている。