ミラン監督、C・ロナウドを称賛 この7、8年間で「完璧なマシンになった」
敵将ガットゥーゾも恐れるC・ロナウド、イタリア・スーペルコパでも決勝点をマーク
ACミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが「完璧なマシン」に進化を遂げたと語った。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。
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ロナウドはユベントス移籍前、9シーズンにわたりスペインの強豪レアル・マドリードでプレー。リーガ・エスパニョーラで312得点、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で105得点、コパ・デル・レイで22得点、クラブワールドカップ(W杯)で6得点、スペイン・スーペルコパで4得点、UEFAスーパーカップで2得点を挙げ、通算438試合でクラブ史上最多の451得点を記録した。
そんなロナウドは、昨年7月にレアルからイタリア王者ユベントスに電撃移籍。新天地でも、ここまでの25試合で15得点を挙げ、エースとして活躍している。
現役時代に守備的MFとして活躍した元イタリア代表MFで、現在はミランの監督を務めるガットゥーゾ監督は16日のイタリア・スーペルコパのユベントス戦に向けた記者会見で、ポルトガルのスターについて語り、ここ数年で「完璧なマシン」に進化したと称賛した。
「クリスティアーノは、この7、8年間で素晴らしいプレーヤーに成長したと思う。数年前に会った時は多くの“ショー”を見せていたが、しばらく前にそれを止めた。今は強烈に、深い位置で攻撃するために全力を尽くしている。彼は相手を追い込み、ネットにボールを入れたい、そう思っている」
そして、「この7、8年間で彼は変わった。今では“完璧なマシン”だ。年を追うごとに、より走る。彼には年齢は関係ないように見える。この8年間でどのようなトッププレーヤーに成長したのか分かるだろう」とも続けた。
そして16日に行われたスーペルコパでは、ガットゥーゾの不安は的中。「完璧なマシン」にゴールを決められて0-1で敗れてしまった。圧倒的な存在感を放ち続けるロナウドは、そのキャリアでいくつのトロフィーを勝ち取るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)