元ブラジル代表FWパト、ミラン復帰説に新展開 天津権健オーナー逮捕で契約解除か
天津権健のユーフイオーナーが逮捕 クラブとの契約解除を画策し、ミラン行きを狙う
中国1部リーグ天津権健に所属する元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトが、急転直下のACミラン復帰を実現させる可能性が出ているという。イタリア紙「ラ・レプブリカ」が報じている。
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パトは天津権健との契約をあと1シーズン残しているが、先週クラブに激震が走った。それは、オーナーのシュー・ユーフイ氏が国内で広告の違反により逮捕されたというニュースだ。パトはそうした状況にクラブとの契約解除を画策し、フリーでのミラン行きを狙っているという。
パトは過去にミランでプレーし、その後はイングランド、スペイン、中国と渡り歩いているが、ミランへの復帰願望を隠そうともしていない。欧州のシーズン開幕前には、新スポーツディレクターに就任したクラブOBの元ブラジル代表MFレオナルド氏にアピールをしていたくらいで、欧州復帰とともにそのクラブがミランであることを望み続けている。
一方のミランもまた、今季ユベントスから1年間の期限付き移籍で加入したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの去就問題が浮上している状況で、前線の選手が冬の移籍市場におけるターゲットになっている。とはいえ高額投資ができるかは不透明なため、パトに移籍金がかからなければ古巣復帰が実現する可能性も高まる。
かつて“神童”とも呼ばれたパトのイタリア復帰が実現するかは、契約解除交渉の行方に懸かっていると言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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