東京五輪世代MF板倉&DF中山のオランダ参戦に現地注目 「日本のレベルを引き上げる」
中山のズヴォレ移籍が決定、翌日には板倉がマンC経由でフローニンゲンに期限付き移籍
日本代表MF堂安律が所属するオランダ1部フローニンゲンは現地時間14日、川崎フロンターレのMF板倉滉をマンチェスター・シティから期限付き移籍で獲得することで合意に達したと発表。前日には、柏レイソルのDF中山雄太が同じくオランダのPECズヴォレへ完全移籍を果たした。オランダメディアは、日本人選手の相次ぐエールディビジ参戦に注目している。
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板倉は昨季、川崎からベガルタ仙台へ期限付き移籍し、主力として活躍。1月7日にレンタル期間満了となっていたが、フローニンゲンが14日にシティから期限付き移籍で板倉を獲得することで合意に達したと発表。現在アジアカップに参戦中のMF堂安と同僚になることが決まった。
一方の中山は2016年にスタメンに定着したが、昨季は自身の怪我もあり、柏はJ2降格。今回、海外挑戦を決断し、ズヴォレ移籍に至った。
2人ともに東京五輪世代の21歳で、クラブの下部組織出身と共通点も多いが、オランダメディア「SPORTNIEUWS.NL」は「フローニンゲンとズウォレはエールディビジにおける日本のレベルを引き上げる」と記し、日本人選手の相次ぐオランダ参戦に注目している。
「エールディビジにはすでに2人の日本人がいる。イタクラとナカヤマが追加されることにより、合計4人となる」
エールディビジには堂安とヘーレンフェーンの元日本代表MF小林祐希が在籍しており、レギュラーとしてプレーしている。板倉と中山も主力に定着することができれば、オランダ国内での日本人選手への注目度は一層高まることになりそうだ。
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