ハンド疑惑のDF長友佑都、苦戦招いた“決定力不足”に苦言 「あれだけ決め切れないと…」

「あれだけチャンスを決め切れないと厳しくなる」と長友が苦言を呈している【写真:©AFC 】
「あれだけチャンスを決め切れないと厳しくなる」と長友が苦言を呈している【写真:©AFC 】

再三の決定的チャンスも生かしきれず、苦戦を強いられたオマーン戦の原因を指摘

 森保一監督率いる日本代表は、13日にアジアカップ・グループリーグ第2戦オマーン戦で1-0と勝利し、初戦トルクメニスタン戦(3-2)に続く連勝で決勝トーナメント進出を決めた。7度の決定的チャンスを作り出しながらも、PKによる1ゴールに終わった内容を受けて、DF長友佑都(ガラタサライ)は「あれだけチャンスを決め切れないと厳しくなる」と苦言を呈している。

 オマーン戦では、スコア以上に日本がチャンスを量産した。前半8分、DF冨安健洋(シント=トロイデン)のクリアボールからMF南野拓実(ザルツブルク)がこぼれ球に反応。相手GKと1対1の状況を作り出すも阻止された。以降、南野やMF堂安律(フローニンゲン)を中心に何度も決定機を生み出した日本は、終了間際にも途中出場のMF伊東純也(柏レイソル)が快足を飛ばして好機を迎えたが、モノにできずに1-0のまま終了している。

 前半28分にMF原口元気(ハノーファー)が決めたPKが決勝ゴールとなったが、決定力不足に苦言を呈したのがベテランDF長友だ。自身は前半終了間際、相手のシュートが左手に当たる“ハンド疑惑”で海外メディアから脚光を浴びているが、苦戦を招いた原因の本質に触れている。

「あれだけチャンスを決め切れないと厳しくなりますね。前半、GKと1対1になるようなビッグチャンスを何回も作りながら得点ができなかった。今後、そんなにチャンスが多くなるわけがなく、少ないチャンスを決めないと勝てない」

 攻撃陣がことごとくチャンスをフイにした印象は残るものの、「攻撃の選手だけでなく、僕らもラストパスの精度がどうだったのかを自問自答してやりたい」と言及。長友はパスの出し手の1人として自身のパフォーマンスも戒めている。

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