活躍期待の20歳MF堂安律、圧倒的な力で“アジア杯優勝”宣言 「日本代表の株が上がる」
アジア杯の重要性を説く堂安、優勝で「自分の価値もぐっと高まる」
日本代表は9日にアジアカップ・グループリーグ初戦トルクメニスタン戦に臨む。森保一体制で初の国際大会を迎えるなか、攻撃の主軸として活躍が期待される20歳MF堂安律(フローニンゲン)は「優勝したい」と力強く宣言している。
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ベスト16で終えたロシア・ワールドカップ(W杯)後、日本代表の指揮官に森保氏が就任して新たなスタートを切った。新体制の初陣となった9月11日のコスタリカ戦(3-0)でA代表デビューを飾った1人が堂安だ。右サイドハーフで先発起用されると、後半40分までプレー。ゴールこそ奪えなかったが、崩しの起点となるなど上々のパフォーマンスを披露した。
以降の全5試合で起用されており、10月16日の強豪ウルグアイ戦(4-3)で代表初ゴールもマーク。今や森保ジャパンに欠かせないピースとなっている堂安は、自身にとってもA代表で迎える初の大舞台に「ワクワクしている」と胸中を明かしつつ、「優勝したい」と堂々宣言した。
その道のりが決して平坦ではないと理解している。「もちろん簡単にはできないと思う」と前置きしながらも、「圧倒的な力で優勝できれば、僕たちの、日本代表の株がもっと上がると思うし、アジアと言えば日本と言われるような結果を残したい」と力を込めた。
マンチェスター・シティをはじめ、欧州のビッグクラブが堂安の獲得に興味を示すなか、今大会は実力を証明する格好の舞台でもある。自身の置かれた立場を客観的に見つめ、堂安も今大会の重要性を説く。
「タイトルを獲ることによって自分の価値もぐっと高まると思うし、やっぱり親善試合だけじゃ判断しづらいのもあると思う」
Ritsu DOAN――その名前を世界に売り込もうと、20歳アタッカーは闘志を燃やす。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)