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イタリアの美しい伝統復活 ミラン期待の18歳超新星サイドバックが初先発で躍動
伝説のマルディーニ氏デビューの地、敵地ウディネーゼ戦で先発
イタリアサッカー界に、またしても才気あふれる若きサイドバックが出現した。22日のACミラン対ウディネーゼ戦で、18歳のダヴィデ・カラブリアがACミランの右サイドバックとして初のスタメン出場。後半3分に交代となるまで、積極的なプレーで存在感を示した。
この日のゲームが行われた敵地ウディネは、ミランの伝説的なサイドバックであるパオロ・マルディーニ氏が1985年1月20日に16歳でデビューを飾った場所だった。それから30年の月日が流れ、ミラン下部組織からの生え抜きで、逸材として期待を集める若者が初めて試合開始からピッチに立った。
カラブリアは、トップ下に入った日本代表FW本田圭佑とのワンツーで右サイドを抜け出すプレーや、コロンビア代表FWカルロス・バッカに絶妙なスルーパスを通すなど、随所にその攻撃的なセンスを感じさせるプレーを見せた。ミランがゲーム全体の主導権を握っていた面はあるが、守備面でも危なげのない対応を見せ、トップカテゴリーのピッチで全く違和感のない存在になっていた。