大分、FW谷川の反転ボレー炸裂で東邦撃破 2年ぶり10回目の大舞台で2回戦進出
谷川のゴラッソ後、主将MF山口、MF菊地と続き、3ゴールで幸先の良いスタート
第97回全国高校サッカー選手権大会の1回戦、東邦(愛知)対大分(大分)が31日に等々力陸上競技場で行われ、FW谷川海翔の反転ボレーなどで大分が3-1で勝利し、2回戦へ駒を進めた。
均衡が破れたのは前半7分。右からのクロスボールをペナルティエリア内で受けた大分の9番FW谷川が胸トラップからの左足ボレーシュートで先制点をマークした。ゴールに背を向けた状態から反転し、宙に浮いたボールの落ち際を叩く鮮やかな身のこなしから生まれたゴラッソで、ボールは右ポストに当たってゴールに収まった。
前半19分には10番のキャプテンMF山口卓己が追加点を挙げ、大分がリードを2点に広げた。追いかける東邦も同33分にセットプレーからMF仲井涼太がゴールネットを揺らした。
2-1で迎えた後半27分、大分はスルーパスに抜け出したMF菊地孔明が飛び出したGKの頭上をふわりと抜くループシュートでダメ押し。そのまま3-1で逃げ切った。
MF山口を中心とした鮮やかなパスワークが光った大分。2年ぶり10度目の大舞台で幸先の良いスタートを切った。
(石川 遼 / Ryo Ishikawa)
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