ミラン勝利で“解任危機”回避? ガットゥーゾ監督、1月補強は「レオナルドの方針に従う」
去就問題浮上のなか年内最終戦でSPALに2-1勝利、不振のイグアインが決勝弾
ACミランは現地時間29日の第19節SPAL戦で2-1の勝利を飾り、前半戦19試合を勝ち点31の5位で終えた。試合後のジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、中継を担当した「DAZN」や「スカイ・スポーツ」のインタビューに応じ、冬の移籍市場について「意見の相違はあるが、レオナルドの方針に従う」と話している。
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前半に1点を奪い合い迎えた後半19分、ミランの前線で沈黙を続けてきたアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが勝ち越しゴール。スペイン代表MFスソが退場処分となった後に迎えた試合終了間際の大ピンチもイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマのファインセーブで守り切った。
去就問題が浮上しているガットゥーゾ監督は、放出も噂されるイグアインの決勝ゴールでリーグ前半戦を戦い終えた後、クラブ首脳部との関係について話した。そこには、OBでスポーツディレクター(SD)を務める元ブラジル代表MFレオナルド氏、強化部入りしたかつての盟友である元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏、12月にCEOに就任した元アーセナルのイヴァン・ガジディス氏、そして今季経営権を取得した米ファンド「エリオット・マネジメント」の名前も挙がった。
「このユニフォームは重く、歴史は重い。確かにレオナルド、マルディーニ、ガジディス、エリオットがより多くのものをリクエストしてきたのは事実だ。時々、彼らは私と異なる見解を口にする。しかし、毎日の議論があり、そこにはリスペクトがある。意見の相違はあるが、それはチームとして生きていることでもある。移籍市場については、アタッカーと中盤が必要だろう。しかし、レオナルドの方針に従う」