極限の緊張状態にあるファン・ハール監督 試合前日にホテルで盗聴器探索

リバプール戦の前泊先で徹底捜査

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が12日の本拠地で行われたリバプール戦前日にチームが宿泊したホテルで、対戦チームによる盗聴を警戒。ホテルの警備員に盗聴器捜索を命じていたと地元紙「ザ・サン」が報じている。
 ナショナルダービーを3-1で勝利したユナイテッドだが、指揮官は試合前日に神経を極限まで研ぎ澄ましていたという。ホテルのセキュリティに盗聴器の捜索を指令し、テーブルの裏、カーテンの陰に至るまでくまなく調べさせたという。最終的に異常は発見されなかったが、盗聴器が仕掛けられていないことが発覚後、選手は夕食会場への入場とくつろぐことを許されたという。
 練習などで厳しい規律を課すことで有名なオランダ人指揮官だが、前泊先のホテルでも敵の耳を警戒し、神経を尖らせているようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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