“神”と呼ばれた男がサラーを絶賛! 「真のレジェンドたちと肩を並べられる」
リバプールOBのファウラーが“レジェンド”の条件を語る
リバプールのレジェンドで元イングランド代表FWロビー・ファウラー氏が、昨季の得点王で今季も多くの得点を奪っているエジプト代表FWモハメド・サラーを絶賛した。今後数シーズン、現在の活躍を維持することができれば、リバプールが誇る歴代のレジェンドたちと肩を並べることができると話している。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じた。
サラーは昨夏にリバプールへ加入すると、2017-18シーズンのプレミアリーグで32ゴールを挙げて得点王のタイトルを獲得。今季も周りからの警戒が強まるなかで、17試合を終えた時点で10ゴールを奪う活躍を見せている。
現在、世界でもトップクラスのアタッカーに挙げられるサラーを絶賛しているのが、クラブOBのファウラー氏だ。リバプール在籍時に「GOD(神)」という愛称で呼ばれたファウラー氏は、元ウェールズ代表FWイアン・ラッシュ氏や元イングランド代表MFジョン・バーンズ氏、元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード氏など、偉大な選手たちとともにプレーしてきた。そんな“レジェンド”とも肩を並べるだけの可能性がサラーにはあると明かした。
「私はラッシュやバーンズ、ジェラードやマクマナマンのようなリバプールのベストプレーヤーとプレーしてきた。そうした選手が何を持っているかを知っているんだ。サラーが似たような性質を持っていることは間違いないね」
その一方で、リバプールのファンがウルグアイ代表FWルイス・スアレス(バルセロナ)の名前を、リバプールのレジェンドに挙げることに不満があるという。そして、その理由はサラーがリバプールで真のレジェンドになるためにも、必要な条件だと力説する。
「多くの人は、ルイス・スアレスの名前もリバプールを象徴する一人だという。確かに彼はクラブでプレーした選手の中でもトップレベルの選手だろう。だが、彼をクラブのレジェンドと呼ぶことはできない。なぜなら彼は3シーズンとちょっとしかプレーしていないからだ。また、チームを去る際の印象も悪い。つまり、サラーが真のレジェンドたちと肩を並べるには、もっともっと長い期間、ここに残らなければいけないし、今のようなペースで活躍し、ゴールを挙げ続ける必要がある。ラッシュたちと比較をするためには、最低でもあと5年はここでプレーしなければならない」