ローマGKを襲った悪夢 痛恨の“トンネル”に海外衝撃「大ポカ」「コミカルな失点」

ローマのGKロビン・オルセン【写真:Getty Images】
ローマのGKロビン・オルセン【写真:Getty Images】

オルセンが真正面のシュートをキャッチしそこねて失点「アリソンの代わりは…」

 セリエAの強豪ローマは、現地時間16日にリーグ第16節ジェノア戦で3-2と競り勝った。スウェーデン代表GKロビン・オルセンがまさかのトンネルで先制点を献上し、ホームで一時はビハインドを背負う状況となったが、海外メディアは「大ポカ」「コミカルな失策」と守護神のミスを大々的に報じている。

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 その瞬間は試合序盤の前半17分に訪れた。ローマは右サイドから攻め込まれ、ペナルティーアーク後方でジェノアのスウェーデン代表MFオスカル・ヒルイェマルクにミドルシュートを許してしまう。ボールはオルセンの真正面に飛び、身をかがめてキャッチしようとしたが――。まさかのトンネルでボールを後逸してしまい、慌ててゴールラインに向かってダイブしたが、ジェノアのポーランド代表FWクシシュトフ・ピアテクにわずかに先に触られてゴールに押し込まれてしまった。

 試合はその後打ち合いとなり、ローマが前半45分に2-2と追いつくと、後半14分にイタリア代表MFブライアン・クリスタンテの決勝ゴールを挙げて3-2で逆転勝利。公式戦6試合ぶりの白星を手にした。

 衛星放送「スカイ・イタリア」が「オルセンの大ポカ」と伝えれば、セルビア紙「Telegraf」は「オルセンのコミカルな失策」と報道。スウェーデン紙「Aftonbladet」は「ロビン・オルセンの壮大なストーリー~ローマが挽回から勝利~」と見出しを綴るとともに、「オルセンがアリソンの代わりを務めるのは容易ではない」と、昨季まで正守護神を務め、移籍金6700万ポンド(約98億円)でリバプールに移籍したブラジル代表GKアリソンの後釜というミッションは荷が重すぎるとの見解を示している。

 オルセンにとってジェノア戦は、なんとも後味の悪いゲームになってしまった。

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