「言葉にならない」 3得点2アシストのメッシ、史上最多の通算323勝にリーガ公式脱帽
レバンテ戦で全5得点に絡む活躍を見せ、得点王争いでも単独トップに浮上
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが圧倒的なハイパフォーマンスを見せつけた。現地時間16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第15節レバンテ戦で、ハットトリック&2アシストと全てのゴールに関与する大活躍で5-0の大勝に貢献。ピチーチ(リーガ得点王)争いトップを走るとともに、自身はリーガ通算最多勝利「323勝」に到達した。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
「言葉にならない」
リーガ公式ツイッターがこうつぶやくのも納得だろう。この日のメッシはまさに八面六臂の活躍だった。前半35分、バルサが敵陣高い位置でボールを奪うと、メッシがドリブル突破を開始。複数人を引きつけると視野が確保で来ていないように見える角度でショートクロスを送り、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスにピタリと合わせて先制点をゲットした。
それ以降はメッシの圧倒的な決定力が唸りを上げる。前半43分にスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツのスルーパスを受けると、スムーズな持ち出しから右足で追加点をゲット。後半2分はスペイン代表DFジョルディ・アルバのパスをスアレスがスルーし、メッシが左足で決めてこの日2点目。そして、後半15分にはチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの折り返しを難なく決めてハットトリックを達成した。後半43分には攻撃参加した元スペイン代表DFジェラール・ピケのゴールをアシストしてゴールショーを締めくくった。
5得点全てに絡んだメッシ。今季リーガ得点数を「14」として得点王争いの定位置である単独トップに立つとともに、一つの大記録を達成した。リーガ公式ツイッターが伝えたのは、その勝利数だ。メッシはバルサで経験した勝利数がこの試合で323勝となったが、これはかつてのチームメートである元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス(現アル・サッド)と並んでいた記録を更新するものになったのだという。
メッシはこれまでのキャリアで計9回のリーガ制覇を経験してきた。その足跡が323勝という偉大な数字になったが、節目の試合で存在感を発揮するあたり、さすがの世界ナンバーワンプレーヤーと言えるだろう。