ユナイテッドFWルカク、トップフォーム復活に自信 W杯後に着手した“肉体改造”とは?
ジムには行かず、水分補給と野菜&魚の摂取と徹底して筋肉量を減らす
マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカクは、今季リーグ戦15試合で6ゴールと思うように得点は伸びていない。しかし、本人はトップフォームに戻りつつあると自信をのぞかせている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が伝えた。
ルカクはユナイテッド加入1年目の昨季、公式戦27得点を記録する活躍を見せた。しかし、今季開幕直後は波に乗れず、8試合ノーゴールで迎えた10月の古巣エバートン戦(2-1)にはスタメン落ち。12月のアーセナル戦(2-2)でもベンチスタートとなった。
しかし、12月の第14節サウサンプトン戦(2-2)と第16節フルハム戦(4-1)はそれぞれ1得点。調子を取り戻すために、W杯で増やした筋肉を減らしたと明かしている。
「W杯ではとても調子が良くて、素晴らしいプレーができたと思っている。でも、(クラブに)戻ってきたら、プレースタイルが違ったんだ。プレミアリーグでは、代表の時と同じ筋肉量ではプレーできない。戻ってきてすぐに気がついたよ。『ダメだ、こんな状態ではこのスタイルでプレーできない』って思った。筋肉量を減らす必要があったんだ。だから、ジムには行かず、たくさん水を飲んで、野菜と魚を多く摂取した」
W杯後は「少し疲労感があった」というルカク。2014年のブラジル大会でも陥った症状がスランプを招く要因になったとの見解を示した。しかし、肉体改造が功を奏し、「しっかりとしたレベルに戻って、また出発する準備はできている思う」と巻き返しに自信を示している。
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