“イタリア・ダービー”不発のC・ロナウド 伊メディアは及第点以下の評価

“イタリア・ダービー”不発のC・ロナウド 伊メディアは及第点以下の評価【写真:Getty Images】
“イタリア・ダービー”不発のC・ロナウド 伊メディアは及第点以下の評価【写真:Getty Images】

対面のヴルサリコを攻略できず 「決定的なプレーが期待されていたが…」

 ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間7日に行われたセリエA第15節のインテルとの“イタリア・ダービー”にフル出場し、チームは1-0で勝利した。しかし、攻撃の局面で好プレーは少なく、イタリアメディアも及第点に満たない評価を並べた。

 ロナウドは前半に4-3-3のウイング、後半はマッシミリアーノ・アッレグリ監督による戦術的な変更で2トップの一角としてプレーした。ドリブル突破に数回成功する場面こそあったが、強烈なシュートがインテルゴールを脅かすような場面はなく、対面したインテルの右サイドバック、クロアチア代表DFシメ・ヴルサリコに上手く抑え込まれた印象が強い試合になった。

 それだけに、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は「5.5点」と採点し、「リプレー映像のように同じ場面があったが、この試合では結末も変わらなかった」と、再三にわたる試みが成功しなかったことを表現した。また、ユベントス専門のニュースサイト「トゥットユーベ・コム」も「5.5点」とし、「常に彼からの決定的なプレーが期待されているが、この日は実現しなかった」と評価した。

 試合は後半21分にDFジョアン・カンセロのクロスをFWマリオ・マンジュキッチが押し込んで決勝ゴール。そのマンジュキッチに対する評価はもちろん高かったが、それ以上に最終ラインで奮闘したイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニを両メディアとも「7.5点」のチーム最高評価とし、堅守を称えていた。

 ユベントス移籍後、初のインテル戦となったロナウドだが、思うようなプレーはできずに終わった。翌週にはトリノとのダービーマッチを控えるが、注目のゲームが続くなかで輝きを見せることができるだろうか。

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