不振のモウリーニョ監督、補強の不発に嘆き節 「全てのチームがより良くなったのに…」

マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

今夏にMFフレッジを獲得するも、熱望したCB補強が叶わず守備の課題を露呈

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、成績不振から今季は早くもトップ4入りが難しい状況であると認めている。指揮官は昨季と比べ、ユナイテッドだけが何も改善されないままだと自チームの問題点を指摘した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 14節を終えた時点で7位と低迷するユナイテッド。首位を走る宿敵マンチェスター・シティとは16ポイント差がつき、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権内の4位アーセナルとの差も8に広がった。ライバルたちに大きく遅れをとっている。

 モウリーニョ監督はトップ4にこれだけ大きな差を付けられていることに対して「予測していなかった」と語るなど、今季の不振に頭を悩ませている。来季のCL出場圏内である4位以上でのフィニッシュは「ミラクル(奇跡)」と半ば“諦めムード”だ。
 
 夏の移籍マーケットではシャフタール・ドネツクからブラジル代表MFフレッジ獲得に大金を投じるなどしたが、モウリーニョ監督が熱望していたセンターバックの補強は叶わず。守備面の課題が浮き彫りになったまま開幕を迎え、それが結果として表れてしまっている。

「全てのチームが(昨季より)良くなっている。スパーズは直接的な投資をしなかったが、トッププレーヤーたちをキープしたことが最大の補強になった。つまり、全てのチームがより良くなったのに対し、我々はできなかった」

 指揮官によれば、ユナイテッドだけが他のチームに取り残される格好になったという。負傷者続出というアクシデントにも見舞われているとはいえ、夏の移籍市場での失敗が大きな代償を支払うこととなった。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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