“強い浦和”復活へ オリヴェイラ監督が「競争力の活性化」に掲げた若手と新戦力の融合

浦和レッズのオリヴェイラ監督【写真:Getty Images】
浦和レッズのオリヴェイラ監督【写真:Getty Images】

リーグ最終節は初先発の荻原と柴戸が活躍「選手の努力のおかげで勝てた」

 浦和レッズは1日のリーグ最終節FC東京戦に3-2で勝利し、5位でリーグ戦をフィニッシュした。オズワルド・オリヴェイラ監督は来季に向けて、若手と新戦力の融合による競争力のあるチーム作りを掲げた。

 FC東京戦では、指揮官が「理由は明らかです。水曜日(5日)には決定戦があり、120分の試合になる可能性もある」と、天皇杯・準決勝の鹿島アントラーズ戦に備えてレギュラークラスの約半数を休ませた。MF荻原拓也とMF柴戸海はルーキーイヤーの最終戦で待望の初先発。逆に、前節の湘南ベルマーレ戦(1-2)を負傷欠場したDF槙野智章や出場停止だったMF柏木陽介はスタメン起用となった。さらに3試合欠場したMF青木拓矢については「試合が必要だった。この試合をしたことでもっと良くなる」と手応えを話す。

 実際に、1-1から勝ち越した2点目は荻原がFKを獲得し、それを柏木が素早くリスタートしたところを柴戸が押し込んだ。起用が的中とも言えるゴールだっただけに、オリヴェイラ監督は「テクニックで相手を上回れなければ、意欲やガッツで上回らなければいけない。選手の努力のおかげで勝てた」と称えた。

 今季の浦和は昨季途中でコーチから昇格し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で優勝した堀孝史監督の下でスタートしたが、結果が出ずに4月1日に契約解除。急きょ育成ダイレクターでユースチームの監督も務めていた大槻毅(現ヘッドコーチ)氏を暫定監督に据え、3週間後にオリヴェイラ監督が正式に就任した。強化責任者も中村修三GMが日本サッカー協会から復帰して刷新。ワールドカップによる中断期間はあったが、大幅にチーム構成を変化させる時間はなかった。さらに、7月末には主力の日本代表DF遠藤航もベルギーへ移籍してチームを去った。

 オリヴェイラ監督は中断期間までは「好みであることを隠さない」と話す4バックへの意欲を見せていたものの、昨季までチームに浸透していた3バックを継続し、メンバーも固定傾向になった。そのなかでルーキーのU-21日本代表DF橋岡大樹はレギュラーをつかみ、柴戸なども少しずつチャンスを手にしたが、それが理想形ではないことを示唆している。来季に向けて、メンバー構成を変化させる可能性が高いことが記者会見で語られた。

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