モドリッチの後釜探すレアル、司令塔強奪を画策? トットナムが破格の322億円要求か
移籍が噂されるモドリッチに代わってエリクセンに白羽の矢
バロンドール(フランスフットボール誌が選定する年間最優秀選手賞)候補として名前が挙がるレアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチの移籍が噂される。その穴埋めとしてデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(トットナム)を狙っているレアルだが、トットナムから2億5000万ユーロ(約322億8700万)という破格の金額を要求されているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じた。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが10年にわたって取り合ってきたバロンドールの座を、新たに脅かそうとしているのがモドリッチだ。夏に行われたロシア・ワールドカップではクロアチアの準優勝に尽力。レアルでもUEFAチャンピオンズリーグ3連覇を果たすなど、多くのタイトル獲得に貢献している。
だが、レアル自体はチームの高齢化が進み、モドリッチ自身も33歳と、世代交代が懸念されている。そこで今夏にはベルギー代表GKティポ・クルトワを獲得。さらに世代交代を進めるために、モドリッチの後釜となる存在を探しているとされる。
そうした状況で白羽の矢が立ったのがエリクセンだった。エリクセンの契約は2020年までとなっているが、このまま更新がなければ来夏から最終シーズンに入る。このタイミングを逃したくないレアルは、過去にモドリッチをトットナムから獲得した時のようにエリクセンに狙いを定めていると伝えられている。
しかしトットナムのダニエル・レヴィ会長は、チームのダイヤモンドのような存在を獲得したければ2億5000万ユーロという高額を積むように要求しているという。モドリッチの他にも、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルをレアルに強奪された経緯のあるトットナムは、引き抜きに対して敏感になっている模様だ。モドリッチの後釜を狙うレアルがどう動くかで情勢が大きく変わりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)