レアル、コンテ氏への監督オファー露見 親交あるバルディーニ氏が“交渉決裂”の理由告白
かつて森本を指導したバルディーニ氏、コンテ氏がレアルと合意に至らなかった理由に言及
今季すでに監督交代を行ったレアル・マドリードが、イタリア代表などで指揮官を務めてきたアントニオ・コンテ氏にオファーを送ったものの合意に至らなかったという。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」がシルビオ・バルディーニ氏に行ったインタビューで語られた。
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コリエレ紙は、25年以上の指導歴を持つバルディーニ氏にインタビューを実施。2007-08シーズンには当時セリエAのカターニャで元日本代表FW森本貴幸(アビスパ福岡)も指導した監督だが、現在はセリエC1(3部相当)のカッラレーゼを率いている。
インタビューの中で、親交のあるコンテ氏にレアルがオファーしていたことを明かした。そのうえで、合意に至らなかった理由をこう語っている。
「彼は勝利を求める人間だ。勝利のみを求めると言ってもいい。彼はマドリードから声を掛けられた。しかし、あまりにも多くの論争があり、状況が整わなかった」
レアルはコンテ氏の手腕を高く評価し、監督就任のオファーを行っていると現地メディアでも報じられていたが、それは現実のものだったようだ。現在は昨季限りでのチェルシー監督の退任後、フリーとなっているコンテ氏だが、その去就が注目される一人と言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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