レアル不調の戦犯は独代表MFクロース? 会長の不興を買い放出候補…値札は116億円
ペレス会長がクロースのパフォーマンスに納得せず、すでに後任探しに着手と現地報道
今季リーガ・エスパニョーラで不調のレアル・マドリードだが、フロレンティーノ・ペレス会長は、その戦犯がドイツ代表MFトニ・クロースだとしているようだ。レアルは同選手を放出候補とし、すでに後任探しに着手しているという。スペインメディア「Don Balon」などが報じた。
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レアルはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では4勝1敗で勝ち点12とし、すでに決勝トーナメント行きのチケットを獲得。欧州最高の大会では順当な戦いぶりを見せている。
ところが、リーガではそう上手く事が運んでおらず、今季すでに5敗。第10節に行われたバルセロナとの「クラシコ」で1-5と大敗を喫すると、第13節のエイバル戦では0-3で完敗し、首位セビージャに勝ち点6差の6位となっている。
この状況でペレス会長の不興を買っているのがクロースだという。リーガでは欠場した2試合以外、すべてフル出場を果たしている同選手だが、同会長はそのパフォーマンスに納得しておらず、放出が迫っているようだ。
ただし、レアル側はクロースを安売りするつもりはない。28歳の司令塔に対して、9000万ユーロ(約116億円)もの値札を付けているようで、売却で得た資金をどこに使うかはもう目処が立っているという。ペレス会長はすでにトットナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンとインテルのクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチに目を付けており、クロースの代役にしたい考えのようだ。
なお、「Don Balon」によればレアル側はエリクセンよりも安価なブロゾビッチの獲得に傾いているとのこと。レアルで5シーズン目に入っているクロースの放出はあるのか。今後の動向に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)