セビージャが再び香川に関心か スペイン紙が動向に注目「招待状を手にしている」
今夏にも噂が浮上も正式オファーに発展せず リーグ首位に立つ今回は果たして…
ドルトムントのMF香川真司は、ブンデスリーガ首位を走るチームで思うように出場機会を得られず、今冬に移籍する可能性も報じられるようになった。11月下旬にシュツットガルトからの関心や本人のスペイン行きの願望も一部で報じられたが、スペインメディアは「セビージャがカガワに再びフォーカス」とリーガ・エスパニョーラ首位クラブの関心を伝えている。
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香川はここまでブンデスリーガで2試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とDFBポカールで1試合ずつに出場。出場時間は205分に止まっている。今月6日にはU-23チームの一員としてレギオナルリーガ(4部相当)でプレーし、1試合4アシストを記録したが、トップチームではポジション争いでライバルに遅れを取っているのが現状だ。
1月の移籍マーケット再開が近づき、メディアも各クラブの選手補強や放出の動きに注目。ブンデスリーガ首位を快走するドルトムントでは、出番の少ない選手に関する放出の噂が盛んに報じられている。26日にはドイツ紙「ビルト」が最下位シュツットガルトの関心を伝え、その翌日には香川自身がスペイン行きを望んでいるとの報道が出た。
そんななか、バルセロナ寄りのスペイン紙「スポルト」は「セビージャがカガワに再びフォーカス」と特集。セビージャは今夏の移籍市場でも香川の新天地候補として噂に上がり、接触したとまで報じられたが、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は正式オファーが届いていないことを明かしていた。
記事では、「日本人はドルトムントで役割がない」と香川の置かれている状況を説明しつつ、「サンチェス・ピスフアン(セビージャの本拠地)は招待状を手にしている」とセビージャが再び関心を示し始めていることを伝えている。
セビージャは現在、昨季王者のバルセロナやレアル・マドリードを抑えてリーガ首位。香川はスペインの強豪に活躍の場を求めるのか、去就報道はさらに熱を帯びていきそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)