選手に“報復キック”で厳罰の元主審、10カ月越しの釈明 「蹴り飛ばしたいわけでは…」

「ジダンのヘッドバット事件を思い出した」

 また、処分は想定よりも厳しかったとも感じているようだ。

「2006年ワールドカップ決勝のジネディーヌ・ジダンのヘッドバット事件を思い出したよ。彼はファンタスティックな選手で、世界最高の選手の一人と言っていいだろう。そのジダンのシチュエーションも、私のものと比べれば、世間のリアクションはそれほど大きなものではなかった」

 シャプロン氏は審判を引退後は、フランスのメディアでコメンテーターなどの仕事をしているという。

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