「アゴ乗せぶちさん」 なでしこMF長谷川、殊勲のエースのお茶目ショット公開で反響

なでしこジャパンのMF長谷川唯(左)、FW岩渕真奈(右)【写真:Getty Images】
なでしこジャパンのMF長谷川唯(左)、FW岩渕真奈(右)【写真:Getty Images】

岩渕は長谷川のアシストからゴールを決めるなど2得点で強豪ノルウェー撃破に貢献

 なでしこジャパン(日本女子代表)は11日、国際親善試合ノルウェー戦に挑み、欧州の強豪相手に4-1と快勝した。2018年最終戦を白星で締めくくったなか、MF長谷川唯(日テレ・ベレーザ)が自身のツイッターを更新。2得点と大活躍を見せたFW岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)のあごを手のひらの上に乗せる「あごのせ写真」を公開し、岩渕も「素晴らしいパスをありがとう」と反応している。

 日本は1995年のワールドカップ(W杯)で優勝し、ベスト4入りも3回果たしている欧州の強豪国ノルウェーと対戦した。前半16分、FW横山久美(AC長野パルセイロレディース)が直接FK弾を決めると、同27分にはMF長谷川唯が左サイドからカットインして中央に走り込んできた岩渕にラストパス。これを岩渕がファーストタッチで相手DFを置き去りにし、狭いニアサイドを左足で撃ち抜いてリードを2点に広げた。

 後半はノルウェーに押し込まれながらなんとか守るシーンが続いたが、同10分に長野風花(仁川現代製鉄レッドエンジェルズ)の縦パスから右サイドに攻撃を展開し、MF中島依美(INAC)のグラウンダークロスを岩渕が押し込んで3-0とした。さらに後半18分には、その岩渕との交代で出場したFW籾木結花(日テレ)が中央やや右サイドから得意の左足でミドルシュートを決めて4-0と一気にリードを広げた。

 終盤に1点を返されたものの、日本は4-1で快勝。来年にフランス女子W杯を控えるなか、2018年最終戦を勝利で締めくくった。

 長谷川は試合後に自身のツイッターを更新。岩渕のゴールを祝福するシーンの写真とともに、岩渕との2ショットを投稿した。

「vsノルウェー 4-1で勝ちました!! たくさんの応援ありがとうございました ないっしゅー アゴ乗せぶちさん」

 二人揃ってピースを決める構図のほか、SNS上で手のひらの上にあごを乗せる「あごのせ動画」が流行しているのを意識したのか、長谷川の右手のひらにおどけた表情の岩渕があごを乗せたユニークな一枚も公開。岩渕も写真を引用しながら、「長谷川選手! 素晴らしいパスをありがとう」と感謝のメッセージを綴り、「決めていただき、アシストつけていただきありがとうございます先輩」と長谷川も“お礼返し”を投稿していた。

 2019年も長谷川と岩渕のホットラインはなでしこジャパンの大きな武器になるだろう。

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