レアル選手らが“暫定監督”の継続希望 ベンゼマ「今のほうが自信を持ってプレーしている」
CLプルゼニ戦で5-0快勝、暫定監督以降は公式戦3連勝
サンティアゴ・ソラーリ暫定監督率いるレアル・マドリードは現地時間7日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節でFCヴィクトリア・プルゼニ(チェコ)に敵地で5-0と勝利を収めた。ソラーリ暫定監督になって公式戦3連勝のレアル。選手らは、ソラーリ監督が暫定監督としてではなく、フルタイムとしてシーズン終了まで残るべきだと話している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が伝えた。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
9月下旬から低迷が続いていたレアルは、10月28日のリーガ・エスパニョーラ第10節の“エル・クラシコ”で、宿敵バルセロナに1-5と大敗。この大一番での敗戦が決め手となって、フレン・ロペテギ監督は解任された。
しかし、ソラーリ暫定監督になってからは公式戦3連勝。監督就任から無失点で3連勝を記録するのは、1950年代以来のことで、レアルはCLグループステージでの成績を3勝1敗とし、勝ち点9でローマと並ぶも得失点差で首位に立っている。
プルゼニ戦を大勝で終えた後、ブラジル代表MFカゼミーロは「我々は、マドリードの監督としてソラーリと向き合っている。世間は、誰か新しい人が来るかどうかと話しているけど、我々はマドリードのトップチームの監督として、彼(ソラーリ暫定監督)をリスペクトしている。事は上手く行っているんだ。彼にチャンスをあげればいいじゃないか」とコメントしている。
マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた元フランス代表FWカリム・ベンゼマも、「フレンは素晴らしい監督だった」とロペテギ前監督を称えながらも、「今はソラーリが監督だし、今のほうがより自信を持ってプレーできている。私としては、彼に(シーズン)最後まで続けてほしいよ」と、今後もソラーリ暫定監督が続けることを希望した。