プレミアは「過大評価されている」 イブラヒモビッチ、マンU時代を回顧「最高に誇り」

マンチェスター・ユナイテッド時代のFWイブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッド時代のFWイブラヒモビッチ【写真:Getty Images】

英誌のインタビューに登場 「プレミアリーグは好きだった」

 アメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)ロサンゼルス・ギャラクシーでプレーする元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」のインタビューで、マンチェスター・ユナイテッドでの時間を最高に誇りに思うと語った。一方で、イングランド・プレミアリーグのレベルは過大評価されているともコメントしている。

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 現在37歳のイブラヒモビッチはアヤックス、ユベントス、インテル、バルセロナ、ACミラン、パリ・サンジェルマン(PSG)などでプレーした後、2016年夏にユナイテッドに加入。公式戦通算28ゴールを挙げてチームのリーグカップ、ヨーロッパリーグのタイトル獲得に尽力し、18年3月にLAギャラクシーへ移籍した。

 膝の靭帯断裂の怪我がなければ、ユナイテッドでもっと活躍していたはずのイブラヒモビッチは、「周りの人間は『イングランドに行く必要はないんじゃないか。向こうで失敗したら、イングランドでやるには実力が不十分だったとこれからずっと言われるぞ』と言っていた。誰もが反対していた。そしてどうなったと思う? それが俺のモチベーションをアップさせた。アドレナリンが噴き出たね」と、周囲のネガティブな意見が闘志に火をつけたと語った。

 そして参戦したイングランド時代について、イブラヒモビッチは「プレミアリーグは好きだった。とてもモチベーションがあるし、エキサイティングだった。注目度も高いしね。ただ、そのクオリティーは少し過大評価されていると思う。個々のクオリティーとか技術的な部分でね。でもリズムは速いよ。最高の選手であっても、リズムやペースについていけなかったら、成功はできないだろうね」とコメント。プレミアリーグのレベルは、思ったより高くなかったと本音を垣間見せた。

「ユナイテッドに行けて最高に誇りに思っているし、最高にハッピーだよ。正しい決断だった。素晴らしい時間を過ごし、素晴らしい思い出がある」と振り返ったイブラヒモビッチ。もっとも「前も言ったけど、俺が10年前にイングランドに来なくて君たちはラッキーだったよ。俺は35歳であれだけやったんだ。25歳だったらどうだったか想像してほしい。違う話になっていたと思うよ」と、いつもながらのイブラ節で自信を示していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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