レアル主将ラモスの“ヨガ風”新ゴールパフォに込められた意味 「死ぬその時まで…」

バジャドリード戦の試合終了間際にPKを決めたDFラモス【写真:Getty Images】
バジャドリード戦の試合終了間際にPKを決めたDFラモス【写真:Getty Images】

バジャドリード戦2-0勝利、ラモスが披露した独特なゴールパフォーマンスが話題

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは現地時間3日、リーガ第11節でバジャドリードと対戦し、2-0で勝利を収めた。試合終了間際にPKを決めたラモスの独特なゴールパフォーマンスに注目が集まっている。

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 レアルは先月29日にフレン・ロペテギ監督の解任に踏み切り、暫定的にサンティアゴ・ソラーリ監督に指揮を託した。バジャドリード戦は新体制でのリーグ初戦となったが、公式戦2試合連続の完封勝利を収め、守備の改善で一定の成果が表れている。

 この一戦では、最終ラインを束ねる主将のラモスが、1-0で迎えた後半43分にPKを決め、試合を決する追加点を奪った。その際、ゴールパフォーマンスとして左足を上げ、目を瞑り両手を広げるヨガのようなポーズを披露。リーガ公式インスタグラムも写真を公開し、「ラモスの新たなセレブレーション?」と反応している。コメント欄でも「一体何を意味しているんだ?」「ヨガだよね?」「どんなメッセージが込められているのか」と、海外ファンの間でも話題となっていた。

 一方、ラモス本人は、そのゴールパフォーマンスについて解説している。スペイン紙「マルカ」がコメントを伝えている。

「物事が上手くいかない時こそ、穏やかでいなければならないし、自己犠牲を示していかなければならない。僕たちはファンの気持ち、野次、その全てを理解しているし、変わらなければならない。この結果は、みんなに再び信じてもらううえでの新たな一歩となるだろう。(セレブレーションは)誇りと尊厳のジェスチャーだ。僕は内に誇りを秘めている。僕が更新してきた記録を、僕自身で塗り替えていきたい。そして、僕たちは監督のために死ななければならない。死ぬその時まで、我々はともにするという精神だ」

 ラモスが披露したゴールパフォーマンスには、今季不振に苦しむレアルの主将としての「誇りと尊厳」が込められていたようだ。

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