“メッシ賞”を新設!? リーガ会長がシーズンMVPの名称に言及「歴史上最高だから…」

バルサに数々の栄光をもたらしてきたメッシ【写真:Getty Images】
バルサに数々の栄光をもたらしてきたメッシ【写真:Getty Images】

リーガ連盟のテバス会長は、メッシ引退の際はMVPにその名を掲げるアイデアを提案

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現在右肘の骨折によって戦線離脱しているものの、相変わらずの決定力でチームの勝利に貢献している。その活躍によってバルサに数々の栄光をもたらしてきたが、リーガ・エスパニョーラの連盟を務める会長から驚きの“ある提案”がなされている。

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 リーガはスペイン紙「マルカ」の主催によって各シーズンの表彰選手が発表されているが、例えば得点王は「ピチーチ賞」、平均最少失点GKは「ザモラ賞」という名称がある。これはそれぞれ1910~1920年代にリーガで活躍したFWピチーチ、GKリカルド・サモラの名前を拝借したものだ。

 これらリーガファンにとってはお馴染みの二大タイトルだが、ここに新たな固有名詞が加わるかもしれない。同紙によると、同連盟のハビエル・テバス会長はシーズンを通じた最優秀選手(MVP)について触れた際、このように話している。

「シーズン最高の選手に対してもそのような賞を与えるべきだね。『レオ・メッシ賞』なんていうのは素晴らしいアイデアじゃないだろうか。メッシはすでに歴史上最高の選手になっているのだから、そう考えるべきだ」

 実際、メッシは5度のピチーチ賞だけでなく、MVPも合計6回受賞している。その名前を冠するに値する選手にはふさわしいだろう。

 ただしリーガMVPに関して、すでにレアル・マドリードの伝説的な選手である「アルフレッド・ディ・スティファノ賞」との名が掲げられ、2007-08シーズンから授与されている。もしメッシが引退した際、彼らのようなレジェンドプレーヤーから名前を引き継いでもよいのでは――。そんなアイデアをリーガ会長に浮かばせるだけでも、メッシの偉大さを象徴していると言えるだろう。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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