U-19日本代表、準々決勝の鍵は? 対戦国が“日本のメッシ”と“イニエスタの同僚”に着目

U-19日本代表のMF郷家友太(左)、FW久保建英(右)【写真:ⒸAFC】
U-19日本代表のMF郷家友太(左)、FW久保建英(右)【写真:ⒸAFC】

バルサの下部組織出身の久保と、神戸でイニエスタ&ポドルスキとプレーする郷家を警戒

 U-19日本代表は、来年のU-20ワールドカップ(W杯)ポーランド大会へのアジア予選を兼ねたU-19アジア選手権でグループリーグ3連勝。グループBを首位通過し、準々決勝進出を決めた。28日にはU-20W杯出場権を懸けて地元インドネシア(グループA 2位)と対戦するが、現地メディアは“日本のメッシ”と“イニエスタの同僚”を要注意人物に挙げている。

 日本は25日にグループリーグ第3戦でイラク戦と対戦。第2戦のタイ戦(3-1)から10人の先発を入れ替え、4人が大会初出場となったなか、初戦の北朝鮮戦(5-2)で決勝FK弾をマークした17歳のFW久保建英が先制点を奪うと、FW田川亨介、FW原大智と続き、最後はFW斉藤光毅の3試合連続弾で締めくくって5-0と快勝した。

 28日の準々決勝インドネシア戦は、U-20W杯出場権を懸けた大一番となるが、インドネシア紙「Harian Jogja」は「U-19インドネシア代表の対戦相手のプロフィール」と特集。「日本のメッシとアンドレス・イニエスタの同僚によって強化されている」と二人の選手に脚光を当てている。それが久保とMF郷家友太だ。

 記事では「日本には世界クラスの選手と経験を積んだ才能豊かな選手がいる」と切り出し、久保がバルセロナの下部組織「ラ・マシア」で4年間を過ごした経歴や、郷家がJ1ヴィッセル神戸で世界的スターとプレーしていることに触れている。

「久保建英は現在、日本が誇る最高の若きタレントの一人として称賛されている。彼のニックネームは“日本のメッシ”だ。久保がバルセロナのアカデミーで若き有望株とプレーしたのに対し、郷家友太は毎週バルセロナとスペイン代表のレジェンドであるアンドレス・イニエスタとプレーしている。ヴィッセル神戸での日々は郷家にとって素晴らしいレッスンだ。彼はワールドカップ王者のイニエスタとルーカス・ポドルスキから学べるのだから」

 28日のインドネシア戦では、久保と郷家が出場した際には厳しいマークを受けることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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