レアルDFマルセロ、メディアと全面対決姿勢 「サッカーの仕方が分からず嫉妬している」

CLヴィクトリア・プラゼニ戦でゴールを決めたレアル・マドリードDFマルセロ【写真:AP】
CLヴィクトリア・プラゼニ戦でゴールを決めたレアル・マドリードDFマルセロ【写真:AP】

CLプロゼニ戦で1ゴールのマルセロ、6試合ぶり勝利に貢献でメディアの批判に反論

 フレン・ロペテギ監督の解任騒動に揺れるレアル・マドリードで、世界最高峰の左サイドバックとして君臨するブラジル代表DFマルセロが、メディアとの“全面対決姿勢”を鮮明にしている。現地時間23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節ヴィクトリア・プラゼニ戦でレアルは2-1と勝利し、6試合ぶりの公式戦白星を挙げた。

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 スペイン紙「マルカ」によると、この試合で貴重なゴールを決めたマルセロが、チームと指揮官に対するバッシングに真っ向から反論。この日のマルセロは根城である左サイドバックで精力的なプレーを披露した。1-0で迎えた後半10分にはFWガレス・ベイルのパスを受けて追加点を奪い、決定的な仕事を見せた。

 マルセロは試合終了間際に負傷退場し、週末のエル・クラシコ出場を不安視する声もあるが、本人はそんなことはお構いなしとばかりに、このように語っている。

「勝利を挙げられないことは難しいことだ。だけど僕はこのチームを傷つけたいと思っているような“クライシス”について話す。全てのジャーナリストは僕らを傷つけようとするんだ。それはサッカーの仕方が分からず嫉妬していると思うんだけどね」

 ロペテギ体制で貫くポゼッションスタイルで苦戦が続くなか、メディア側の理解度が低いと言い切っている。「僕の見方だけど、彼は偉大な仕事をしているんだからね」と話したマルセロは、解任が囁かれるロペテギ監督が続投となれば「素晴らしいことだよ」と話している。

 勝利が義務づけられているレアルで長年プレーしてきた手練れのマルセロ。だからこそメディアからの雑音を封じたいとの意図があったのかもしれない。

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