5戦未勝利のロペテギ監督、解任へ“危険水域”か レアル会長がコンテ氏と接触報道も

(左から)レアル・マドリードのぺレス会長、コンテ氏【写真:Getty Images】
(左から)レアル・マドリードのぺレス会長、コンテ氏【写真:Getty Images】

指揮官の椅子も風前の灯火? レバンテ戦前にはペレス会長がコンテ氏と接触と伊紙報道

 レアル・マドリードは現地時間20日のリーガ・エスパニョーラ第9節レバンテ戦で1-2の敗戦を喫し、直近の公式戦5試合で1分4敗という窮地に陥っている。試合後にはフレン・ロペテギ監督とフロレンティーノ・ペレス会長の緊急会談が行われ、最終決定は先送りにされたとスペインメディアで報じられたが、指揮官の解任報道も巻き起こっており予断を許さない状況であることは間違いない。

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 そうしたなか、レバンテ戦前の報道として、ペレス会長が現在フリーのアントニオ・コンテ氏と接触を図ったと、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じていた。

 レアルは6月12日、当時スペイン代表を率いていたロペテギ監督と契約したことを発表。それが波紋を呼んでロシア・ワールドカップ(W杯)開幕前日に代表チームを解任され、そのままレアルの監督としてシーズンをスタートさせた。

 現地時間9月22日のリーグ第5節エスパニョール戦(1-0)までは公式戦5勝1分と好調だったが、そこからまさかの4戦連続ノーゴールで1分3敗と失速。そして1-2と敗れた20日のレバンテ戦を皮切りに、23日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節のチェコ1部ヴィクトリア・プルゼニ戦、28日に予定されているバルセロナとの“クラシコ”までの3試合の結果次第で、監督解任か否かが決まると見られている。

 そうしたなか、ペレス会長は後任候補としてコンテ氏に接触しているという。2016年にチェルシーの監督に就任したコンテ氏は、契約上は今季のプレシーズンも監督としてスタートしたが、実質的に何もしないまま7月半ばに解任された。

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