日本代表に敗れたウルグアイは“本気”だったのか? 確かに“100%”ではなかったが…

ウルグアイの勢いは“勝つ気満々”そのものだった【写真:Getty Images】
ウルグアイの勢いは“勝つ気満々”そのものだった【写真:Getty Images】

日本戦で序盤から圧力を強めたウルグアイ、ファウルに悔しそうな表情を浮かべる場面も

 ウルグアイからすれば“J・R・C”のチーム目標達成に加え、アジアツアーの連敗は是が非でも避けたかったはずだ。

 試合前のウォーミングアップ中に先発予定のウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノ(インテル)が負傷し、急きょFWガストン・ペレイラ(PSV)にメンバー変更。布陣のテコ入れを余儀なくされたが、そのハプニングを感じさせない立ち上がりとなった。

 ウルグアイは序盤から圧力を強めている。日本のカウンターになりかけた前半3分には、DFマルティン・カセレス(ラツィオ)がMF中島翔哉(ポルティモネンセ)をタックルで潰すなど球際で激しく寄せると、前線からのチェイシングも披露。ボールを奪えば、手数を掛けずに日本ゴールへ迫る。日本も押し返して互角の攻防を繰り広げたが、ウルグアイの勢いは“勝つ気満々”そのものだった。

 試合は前半10分にMF南野拓実(ザルツブルク)が先制弾を叩き込み、同28分にウルグアイが追いつくも、同36分にFW大迫勇也(ブレーメン)のゴールで日本が再びリード。後手を踏み続ける状況にウルグアイの焦燥感は強まり、日本からボール奪取直後にファウルの笛が鳴ると悔しそうな表情を浮かべる場面が何度も見られた。

 なかでも、チームを鼓舞するように気迫を見せつけたのがFWエディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)だった。

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