長友佑都の目にパナマ戦はどう映った? “融合”の課題は…「まだギクシャクしている」

日本代表DF長友佑都【写真:Getty Images】
日本代表DF長友佑都【写真:Getty Images】

南野や伊東のゴールで3-0と快勝した一方、攻撃のスピードアップと迫力には課題

 森保一監督率いる日本代表は12日、新体制2試合目となるキリンチャレンジカップ・パナマ戦に挑み、3-0と初陣から2連勝を飾った。ロシア・ワールドカップ(W杯)後、初の代表活動となったDF長友佑都(ガラタサライ)にベンチのまま試合は終了し、出場は16日のウルグアイ戦(埼玉スタジアム2002)にお預けとなったが、間近で見た森保ジャパンの戦いはどのように映ったのか。

 10月シリーズでは、ロシアW杯主力組のDF長友、DF吉田麻也(サウサンプトン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF原口元気(ハノーファー)、MF柴崎岳(ヘタフェ)、FW大迫勇也(ブレーメン)を初招集し、新旧戦力の「融合」をテーマに調整を進めてきた。

 パナマ戦はA代表デビューの冨安健洋(シント=トロイデン)をはじめ、3年7カ月ぶりの出場となるGK権田修一(サガン鳥栖)、森保体制初招集となったMF原口とFW大迫、ボランチのMF三竿健斗(鹿島アントラーズ)、サイドのMF伊東純也(柏レイソル)をスタメンに入れてスタート。前半42分にMF青山敏弘(サンフレッチェ広島)の縦パスからMF南野拓実(ザルツブルク)が持ち込んで決めると、後半には伊東とオウンゴールで3-0と勝利した。

 しかし、4-2-3-1の最前線を担った大迫にボールこそ収まったものの、サイドの選手が連動してスピードアップする場面は数えるほど。MF堂安律(フローニンゲン)とMF中島翔哉(ポルティモネンセ)が両サイドに入ったコスタリカ戦に比べると迫力と勢いが見劣りした印象は否めない。

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