セリエA開幕7戦連発の新星FWピアテク ドルトムントなど独クラブ争奪戦へ

ジェノアのFWクリシュトフ・ピアテク【写真:Getty Images】
ジェノアのFWクリシュトフ・ピアテク【写真:Getty Images】

ジェノアの23歳ピアテク、7試合で9ゴールと大爆発 得点ランク首位でブレーク

 イタリア・セリエAで今季ブレーク中のジェノアに所属するポーランド代表FWクリシュトフ・ピアテクがドイツから熱視線を送られており、争奪戦に発展しようとしている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。

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 23歳のピアテクは今季、第8節を終えたセリエAで得点王に立っている。ジェノアはホームタウンのジェノバで開幕直前に起こった高架橋の崩落事故を受けて1試合消化が少なく、ピアテクも7試合の出場となっているが、他の8試合出場選手を押さえて9得点でトップを走る。2位のナポリに所属するイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェは6得点で、ユベントスに今季加入のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは4得点のなか、開幕7試合連発と爆発するピアテクの得点力が際立っている。

 ポーランド代表ではロシア・ワールドカップ(W杯)に向けたラージリストに入ったところまでの実績だけに、今季ジェノアが母国のKSクラコヴィアからの獲得に費やしたのは400万ユーロ(約5億2000万円)とされている。しかし、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンと日本代表MF香川真司が所属のドルトムントが、その7倍から9倍近くの金額で争う様相を呈しているようだ。

 その強豪2クラブに加え、シャルケとヴォルフスブルクも獲得に興味を示している。そのため、ジェノアも移籍金の釣り上げが可能で、バイエルンとドルトムントの争奪戦は3000万ユーロ(約39億円)から3500万ユーロ(約46億円)で決着しそうだと記事ではレポートしている。

 今季のセリエAで最大級のサプライズとなっているピアテクは、わずか半年で巨額の利益をジェノアにもたらし、ドイツの名門へと旅立っていくのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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