トットナムは「タイトル獲得は必須ではない」 指揮官が最も重要と考えていることは?

トットナムのポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】
トットナムのポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】

ポチェッティーノ監督は練習場とスタジアム新設問題の早期解決を訴える

 強豪ひしめくプレミアリーグで5位につけるトットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、ピッチ外での様々な状況を踏まえれば、素晴らしいスタートが切れたと感じているようだ。米衛星放送局「FOXスポーツ」が報じた。

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 ノースロンドンに位置するトットナムは、予定されていた新スタジアム完成が遅れている。また、新たなトレーニング場を作ることで支出のバランスを考慮し、夏の移籍市場で補強に資金を費やさなかった。

 それでも現地時間6日のプレミアリーグ第8節カーディフ戦に1-0で勝利し、首位マンチェスター・シティと勝ち点差2の5位につけるなど、好位置につけている。クラブの進歩を証明するためにはタイトルを獲得する必要があるという論調があるなか、ポチェッティーノ監督は「そうではない」と主張した。

「奇妙な気分だよ。良いシーズンを過ごした時、次のシーズンはより良いシーズンになると人々は常に期待すると思っている。もっともっと、とね。しかし、問題は昨年多くのことを改善したという点だ。次のステップを踏むために、トレーニング場とスタジアムの件を終わらせなければならない。それと人々はトットナムについて『トットナムはタイトルを獲得しなければならない』と話しているが、それは真実ではない。我々はスタジアムやトレーニング場を完成させ、チームとファンにホームである幸せを感じてもらうために、チームに投資して頑張らないといけない。これは言い訳ではないんだ」

 タイトルに関しては「我々はタイトルを獲得することはできるが、タイトル獲得は必須ではない。そこには違いがある。たくさんのお金を費やしたチームには義務があるが、私たちの場合はそうではないんだ」と語ったポチェッティーノ監督。トロフィーを手にする前に、クラブとしての成長を考えるトットナムは少しずつ前に進もうとしている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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