UEFA、来年8月のCL予選からVAR導入決定 「効果的かつ効率的」なシステム構築へ
来年のUEFAスーパーカップと2020年の欧州選手権でも採用へ
欧州サッカーの最高峰、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が採用されることが決まった。欧州サッカー連盟(UEFA)が27日に発表した。
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UEFAは、来季8月の予選からCLでのVAR導入を決めた。来年のUEFAスーパーカップと、2020年の欧州選手権でも採用することを発表し、UEFAヨーロッパリーグでは2020-21シーズンから1次リーグの試合でも導入。さらには、21年のUEFAネーションズリーグの決勝戦でもVARを使用するとしている。
今季のCLでは、開幕節にユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが退場処分を受けたことで、VAR導入に対する様々な議論が起こった。一例を挙げれば、元イタリア代表監督のマルチェロ・リッピ氏は「VARを導入しないからこんなことになる」という厳しい言葉で批判を行っていた。
UEFAのアレクサンダー・チェフェリン会長は「CLでVARの効果的かつ効率的な使用をするためのシステムを構築する」と話している。
2年前からFIFAクラブワールドカップ(W杯)、そして今年のW杯ロシア大会で採用されたことで、CLでのVAR導入にも期待の声が集まっていた。映像の力で試合の行方を左右するミスジャッジをなくすため、UEFAは大きな決断を下した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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