欧州5大リーグ序盤戦「データ考察」 1本のシュートを最も短時間で放つクラブは?

(左から)ハメス、C・ロナウド、メッシ、アグエロ、デパイ【写真:Getty Images】
(左から)ハメス、C・ロナウド、メッシ、アグエロ、デパイ【写真:Getty Images】

スイスの調査機関「CIES」が算出、欧州トップはマンCで4分2秒

 欧州各国のリーグ戦は序盤の5試合前後が終了しているが、1試合平均で最も多くのシュートを打っているのはどのクラブなのか。スイスのサッカー専門調査機関「CIES Football Observatory」がデータを公開し、イングランドとイタリアの昨季王者がトップ2に君臨した。

 各国で消化試合数が違うため、データは「1本のシュートを放つのに何分間を必要としているか」という形でまとめられた。欧州5大リーグからその2部、北欧から東欧までのリーグで、それぞれトップ3とワースト3の時間数が紹介されている。一つの目安として、5分に1本のシュートを打つと90分間では18本のシュートを放つ計算になる。

 欧州でトップに立ったのは、昨季のプレミアリーグ王者マンチェスター・シティで「4分2秒」だった。ここまで5勝1分と無敗でリーグトップの19得点を挙げているが、そこにはやはりシュート数の多さが下支えになっていることが明らかだ。イングランドではシティと同じ勝ち点16のチェルシーが「5分7秒」、開幕6連勝のリバプールが「5分47秒」で続いた。この両者はともに14得点だけに、ややリバプールの方がシュート成功率が高いと言える。

 そして、欧州2位はイタリアの絶対王者ユベントスで「4分33秒」となった。今季ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが移籍加入すると、積極的にシュートを狙う姿勢が目立つ。特に23日の第5節フロジノーネ戦では、一人で二桁を超えるシュートを放った。ロナウド加入の影響は、この部分にも表れていそうだ。イタリアの2位はフィオレンティーナの「4分45秒」、3位はナポリの「5分12秒」だった。

 欧州全体の3位はチェコのスラビア・プラハの「4分34秒」だが、5大リーグに絞るとフランスのリヨンの「4分38秒」となる。フランスの2位リールと3位マルセイユはともに6分台だけに、リヨンの攻撃にスムーズさがあることが際立っていそうだ。また、ブラジル代表FWネイマールやフランス代表FWキリアン・ムバッペらを擁するパリ・サンジェルマンがトップ3に入っていないのは、意外な結果だった。

 スペイン勢ではバルセロナが「4分53秒」でトップ。エスパニョールが「5分54秒」、レアル・マドリードが「5分59秒」で続いた。5試合を終えた時点でバルサとレアルは4勝1分で順位表の最上部に並んでいるが、勝ち点7のエスパニョールがシュート数を稼いでいた。しかし、肝心のゴール数はバルサの16点とレアルの12点と比較して、エスパニョールは5点と少ない。相当数のシュートミスを重ねていることが明らかになっている。


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