FIFA年間最優秀選手モドリッチ、“二大巨塔”打破に海外称賛 「不滅の独占に風穴を開けた」
C・ロナウドとメッシの“二強時代”に終止符 「歴史的な偉業」
FIFA(国際サッカー連盟)は現地時間24日に年間表彰式「ザ・ベスト FIFAフットボールアウォーズ2018」を開催し、レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが男子年間最優秀選手を受賞した。過去10年間はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)が独占してきたが、二人による一時代に終止符が打たれたことを海外メディアも伝えている。
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最終選考3名にはモドリッチのほか、ロナウド、エジプト代表FWモハメド・サラー(リバプール)がノミネート。最終的にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で前人未到の三連覇を成し遂げ、ロシア・ワールドカップ(W杯)でもクロアチア代表の主将として準優勝&大会MVPに輝いたモドリッチが受賞することになった。
「FIFAバロンドール」時代を含め、2008年以降はロナウドとメッシで分け合ってきたが、11年ぶりに新たな受賞者が誕生した。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」ではモドリッチについて「歴史的な偉業」と表現し、「不滅の独占に風穴を開けた」と難攻不落の“二大巨塔”を抑えての受賞を称えている。
モドリッチは8月30日に発表されたUEFA年間最優秀選手賞も受賞。ロナウドとメッシを中心に彩られてきた近年のサッカー界の歴史に新たな1ページを刻んでみせた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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