本田圭佑、指導者ライセンス制度廃止&新ルール提言 「プロ選手は筆記テストだけが理想」
カンボジア代表の実質的監督として10日のマレーシア戦で初指揮も1-3と敗戦
元日本代表MF本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)は10日、カンボジア代表の実質的な監督として国際親善試合マレーシア戦で初采配を振るい注目を集めた。そんななか、18日に本田が自身の公式ツイッターを更新し、「今のコーチングライセンス制度は廃止して新しいルールを作るべき」と提言している。
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今夏、オーストラリア1部メルボルン・Vへ移籍した本田は、カンボジア代表のゼネラルマネージャー(GM)の肩書きで実質的な監督を務めている。現役選手でありながら代表も率いる本田は、10日のマレーシア戦で1-3と敗戦。登録上はフェリックス・ダルマス氏が監督を務めたが、指導者ライセンス未取得の本田はベンチ入りして事実上の監督として指揮を執った。
本田は18日に自身の公式ツイッターを更新。「今のコーチングライセンス制度は廃止して新しいルールを作るべき」と記し、コーチングライセンスの在り方に一石を投じている。
Jリーグや日本代表監督などを指揮する際、講習や指導実践などが行われるS級ライセンス取得が必要となるなか、本田は「プロを経験した選手は筆記テストだけで取得できるのが理想」と提言。そのうえで次のように続けた。
「母数を増やして競争させる。クラブ側も目利きが今まで以上に求められる。ただ選択肢は増える。日本のサッカーはそういうことを議論するフェーズにきてる」
これまでもライセンス制度について言及してきた本田。改めて持論を展開し、日本サッカー界に一案を示している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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