マイアミ共同オーナーのベッカム、MLS参戦の目玉として“非売品”メッシの獲得画策へ
2021年までバルサと契約を結び、違約金は910億円に設定も巨額オファーの準備か
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシと言えば世界ナンバーワンプレーヤーであると同時に、10代の頃からバルセロナの下部組織で育ったクラブの最高傑作だ。そんなメッシに対して、かつてのスーパースターであるデイビッド・ベッカム氏がオーナーを務めるメジャーリーグサッカー(MLS)のクラブが獲得の意向を示しているという。英紙「タイムズ」、「デイリー・メイル」などが一斉に報じている。
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ベッカム氏が共同オーナーを務めるのは、インテル・マイアミというクラブ。現在同クラブは2020年からのMLS参戦を目論んでおり、すでにエンブレムなども制作されている。その目玉として迎え入れようとしているのがメッシのようだ。
メッシはすでに昨年11月にバルサと2020-21シーズンまでの長期契約を結び、違約金は7億ユーロ(約910億円)という天文学的額をクラブは設定した。事実上の“非売品”となっているメッシだが、関係者によるとインテル・マイアミは“巨額オファー”を準備し、メッシ本人と家族に対してマイアミでのプレーを薦める段階へと進もうとしているという。
ただ、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」が「メッシはアンドレス・イニエスタが日本のヴィッセル神戸へと移籍した後、クラブのキャプテンとしてイニエスタから置き換わった。本人もキャプテンマークを巻くのは『偉大な誇りで、原動力となる』とも語っている」と、現状ではバルサへの愛着度が高いことを追記している。
これまで何度も浮かんでは消えたメッシのバルサ退団報道。本人もアルゼンチンのテレビ局「エル・トレス」のインタビューで「ヨーロッパではバルサが僕にとって唯一のクラブになると確信している」と語っているが、二つ目の所属先として、ベッカムがオーナーを務める新興クラブを選ぶ日は来るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)