浦和、指揮官不在のなか武藤の“咆哮決勝弾”で勝利 横浜FMは残留争いに本格参戦へ

後半34分、武藤がGKとの1対1を制して決勝弾

 浦和の大槻コーチは前半に低調だったマルティノスを45分間で交代させ、後半からDF荻原拓也を2列目に入れた。一進一退のゲームは横浜のアンジェ・ポステコグルー監督が同20分にFWウーゴ・ヴィエイラを投入したことで動いた。交代から4分後、左サイドを遠藤が抜け出すと中央への折り返しの先にはヴィエイラ。浦和DFマウリシオのマークを落ち着いて外すと左足で流し込むシュートを決めて1-1の同点に追いついた。

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 その後は横浜がペースを握ったが、浦和は一瞬の隙を突いた。後半34分、高い最終ラインの背後を武藤が狙うと、センターサークル付近からMF青木拓矢がシンプルな縦パス。抜け出した武藤が飯倉との1対1を冷静に左足で制してゴールを決め、2-1の勝利を奪い取った。

 試合開始時点で横浜は勝利すれば浦和と勝ち点が並ぶ状況だったが、この勝利で浦和が勝ち点35に伸ばして6ポイント差をつけた。勝ち点29にとどまった横浜は、厳しいJ1残留争いに本格参戦するリーグ終盤戦を余儀なくされた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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