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“ヒディンク・マジック”が東京五輪で? 名将のU-21中国代表監督就任に英紙も注目
“伏兵”を率いて数々のサプライズを起こした名将 「国の願いを託された」
中国サッカー協会は10日、2020年の東京五輪出場を目指すU-21中国代表の指揮官に、フース・ヒディンク氏を招聘したことを発表した。かつてチェルシーを二度指揮した経験を持つ名将の新たな挑戦に、英メディアも注目している。
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ヒディンク氏はクラブではPSV、レアル・マドリードやチェルシー、代表では母国オランダ代表など強豪を指揮した経験を持つ一方、戦力的に劣るチームを国際大会で何度も躍進させてきた実績を持つ。
なかでも韓国代表を率いた2002年の日韓ワールドカップ(W杯)で、アジア史上初のベスト4入りを達成し、世界を驚かせたことは記憶に新しい。言語も文化も異なる環境でチームを団結させる手腕は“ヒディンク・マジック”と名付けられ、世界的な評価を得た。
英紙「イブニング・スタンダード」は「ヒディンクが中国における最新のビッグネームの指揮官となり、世界的なサッカー勢力となるために国の願いを託された」と説明し、2020年東京五輪出場を果たして飛躍を遂げ、その先のA代表強化へとつなげる方針にあると伝えている。
名将ヒディンクの中国行きは、森保一監督率いるU-21日本代表にとっても大きな脅威になる可能性が高い。ヒディンク監督に課せられる最初の目標は、20年1月に開催されるAFC U-23選手権で東京五輪出場権を手に入れることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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