「エジルを呼び戻すことはない」 ドイツ代表監督、“引退表明”の司令塔復帰に否定的

「引退表明から8~10週間も経ってから…」

 またレーブ監督は、7月22日に自身の公式ツイッター上で3部構成の声明を発表したエジルについても言及している。エジルはDFB(ドイツサッカー連盟)のラインハルト・グリンデル会長を名指しして、いわゆる“エルドアン騒動”の後、同連盟からサポートを得られなかったことを告白し、事実上の代表引退を表明した。

 しかし、その際に「人種差別され、見下されているという感情を抱いたまま」代表でプレーすることはもうないと綴っていたことから、問題が解決すれば復帰もあるのではないかとの見方もあった。

 ただ、レーブ監督も、チームマネジャーを務めるオリバー・ビアホフ氏も、エジルと個人的に連絡が取れない状況。レーブ監督は「選手が引退をあのように表明した場合、それから8~10週間も経ってから、呼び戻すことはない」と、エジルが代表に戻ってくることはないとの考えを示している。

(FOOTBALL ZONE=AP)



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